2013/2/20

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爪先が迷う夜は　ふたりで
指先が歌う夜明けは　一人で

喉を焼く雫で　目を閉じ
あなた無しの曇り空

本当はすべておぼえてる
ひとりよがりの楽しそうな夢
痛いのにはもう慣れたけど
まだ温かい私じゃつらいわ

お祈り忘れた夜は　一人で
抱き締める真似の夜明けは　ふたりで

もしかして......と思う
あなたは嘘吐いてる......?

冷たい指　冷めた声で
涙をそっと拭ってくれてる
ほんの一瞬だけだけど
それでも愛を感じたりするの

もしかしてあなたは私を......

冷たい指　冷めた声で
涙をそっと拭ってくれてた
ほんの一瞬だけだけど
それでも愛を感じたりするの

冷たい雨　優しい手で
私をそっと愛してくれてた
噛んだ唇の血さえも
包んでくれそうな温かさで